まごころの宿 丸定がこだわる「的矢かき」とは。 | 伊勢志摩|的矢かき | 的矢牡蠣(まとやかき)フルコース・伊勢海老・姿造りいけす料理が食べれる志摩スペイン村から車で3分の料理旅館

佐藤養殖場を丸定主人が解説する

佐藤養殖場の「清浄的矢かき」

的矢牡蠣
海のミルク的矢牡蠣

「海のミルク」と呼ばれるカキは、ほとんどすべての栄養素をバランスよく含み、必須アミノ酸をすべて含有し、糖質のグリコーゲンが豊富で、ミネラルやビタミンも均等に含んでいます。 「生ガキにあたる」というのは、実はこの栄養価の高さも一因で、それだけ菌が増殖しやすいからなのです。 カキは、1時間あたり、17リットルから20リットルの海水を体内に通過させ、餌をとり排泄します。佐藤忠勇氏は、この時にカキ自身が、餌と一緒に体内に取り込んだ細菌を排出することに着目、カキを紫外線灯によって滅菌させた海水で18時間以上飼育することにより、体内が浄化され、ほぼ無菌状態のカキができることを発見しました。以来、佐藤養殖場の「清浄的矢かき」は、生で安心して食べられる高品質なかきとして、広く市場に認められています。

佐藤養殖場とは。

当館は佐藤養殖場 清浄 的矢かきを使用しています。

佐藤忠勇博士
佐藤忠勇博士

1925年(大正14年)に佐藤忠勇氏[1887年~1984年]は、志摩半島の入り江のひとつ、的矢湾に佐藤養殖場を設立、牡蠣の養殖に着手しました。
志摩半島の山を水源とする3本の川が流れ込み、プランクトンが豊富で栄養豊かな海水と、波の静かな湾内が牡蠣の養殖に最適であることを見抜いた佐藤氏は、1927年(昭和2年)に現在の養殖形態のもとになる筏(竹)を使用して1年カキを養殖し、翌1928年(昭和3年)に本格的な経営に着手するとともに、1930年(昭和5年)に貝類の研究及び湾内の観測のため、的矢湾養蛎研究所を設立しました。
1953年(昭和28年)には紫外線利用によるカキ浄化法を開発、1955年(昭和30年)に特許を取得し、「清浄的矢かき」として販売を開始しました。以来、的矢湾の自然環境に調和した養殖法と浄化技術により、高品質なカキを生産しつづけています。

佐藤養殖場の外観
佐藤養殖場の外観

佐藤養殖場では、プランクトンが豊富な漁場環境を生かして、他県では2~3年間養殖するカキを1年で出荷するため、1年貝特有の渋みが少なく甘味が強いカキが生産されています。また、垂下しているカキを出荷の1ヶ月ほど前に一度海から引き上げ、一粒づつ籠に入れて再び約1ヶ月養成するため、身入りがよく、むらのないカキが生産されています。
東京、関西など全国の約700のレストラン、ホテル等に直接出荷されており、その品質への高い評価から、他所で生産されるカキよりも高値で取り引きされています。

佐藤忠勇博士の経歴
佐藤忠勇(さとう ただお)

佐藤忠勇(さとう ただお)
東京本所生まれ(1887~1984)
1962年 藍綬褒章
1965年 勲4等叙勲
1978年 日本水産学会 名誉会長
1984年4月1日 97歳で天寿を全うされた

1973年(昭和53年2月1日発行)暮らしの手帳 第52号 暮らしの手帳出版社
1973年(昭和53年2月1日発行)暮らしの手帳 第52号 暮らしの手帳出版社
1973年(昭和53年2月1日発行)暮らしの手帳 第52号 暮らしの手帳出版社
1973年(昭和53年2月1日発行)暮らしの手帳 第52号 暮らしの手帳出版社

「1973年(昭和53年2月1日発行)暮らしの手帳 第52号 暮らしの手帳出版社」より引用

佐藤忠勇博士が存命中に暮らしの手帖出版社が1年間かけて取材したものです。

三重ブランド

三重ブランド的矢かき

お客様の声

圧巻の料理と的矢湾沿いロケーション
旅館の名前通り、真心とおもてなしに満ち溢れた宿でした。夫婦2人で切り盛りしている、歴史ある旅館です。
パールロードから急に下にくだった、「え、こんな所に旅館があるの?」っていう場所にあります。昔、個人で切り開いた道だそうです。
もともと別館で予約だったのですが、本館にグレードアップのサービスをしてくださいました。タオルも増量して下さいました。相当準備が大変だったろうに、感謝しかありません。
本館の部屋は広くて綺麗でした。的矢湾が見渡せて感激しました!
人手が少ない(夫婦2人)というのに、コロナにものすごい気をつけていて、通常の何倍も手入れをしていることがよく分かりました。
お風呂はこじんまりしていますが、的矢湾に面した構造になっており、本当に海と真隣でこれまた感動します(HPの画像参照)。お風呂の湯加減もちょうど良かったです。熱いお湯が苦手なので、本当に良かったです。24時間お湯が出ているのもすごい。
圧巻は料理です。旦那は的矢牡蠣付きいけす料理、私は的矢牡蠣のフルコースにしました。牡蠣の仕入れが始まったばかりで色々と調整が大変だったそうなのに、どうにか客をもてなそうという気遣いがすごいし、有り難かったです。
夕食はテレビ付き個室なのも良かったです(コロナ仕様と思われます)。
ここは調理師免許持ちの方がオーナーで、どの料理もすごく美味しいです。ランチ、ディナー営業もしています。シメの牡蠣雑炊のスープが綺麗で、本当に美味しかったです!朝ご飯は、味噌汁が2種類(魚、あおさ)もあってこれまた魚料理がふんだんでした。
料理のクオリティーを考えると、「こんなに安く泊まっていんでしぃうか?!」という体験でした。。
洗濯もできます。部屋にかける物干しセットも貸し出していて、一晩で完全に乾きました。
コロナ禍ですが、こういう素晴らしい旅館には踏ん張ってどうにか頑張ってほしいです。大変だと思いますが、応援しています。

お客様の声

アットホームなお宿
18時チェックインして宿泊しました。細い道を進んで行くので、ドキドキしました。辺りが真っ暗だったのですが…朝がすごくすごく景色が綺麗でビックリしまいた!!
お部屋は別館でしたが、空いていたようで、500円プラスして本館にする事に。
牡蠣のフルコースといけすのお料理を食べました。揚げたて、作りたてですっごく美味しくて、お腹がはち切れそうになるくらい食べました。奥様がとても優しくすごく感情豊かなお人で安心して過ごす事が出来ました。
1階には珈琲がセルフで置いてあります。
スペイン村からとても近いですし、海も横なので、素敵でした。
ありがとうございました。

お客様の声

美味しかったですよ!
2年前に初めて訪れて今回で2度目になります。
的矢牡蠣を初めて食べた時美味しかったので、再訪問しました。
一人旅は私しかいなかったこともあり、夕食時は他のお客は個室で対応して自分は食堂を貸し切りにしていただきました。
まわりを気にせず配慮していただきありがとうございました。
部屋も別に550円払えれば海側の景色にしてもらい海を眺めることができて満足しました。
また、機会ができましたら行きたいな。ご主人、女将さん元気でいて下さいね!

お客様の声

宿の名前通り
まごころの宿そのものでした。
的矢牡蠣が大好きで志摩には年に何回か訪れますが今回やっと予約が取れ楽しみに訪れましたが期待以上の宿でした。
女将さんが話上手の楽しい方で的矢牡蠣の歴史や料理の際の説明も丁寧でより一層美味しく頂けました。
牡蠣のコースはご主人が腕を振るわれどれも絶品で大満足です。
牡蠣シーズンはもとより次は魚介メインで訪れたいと思います。

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